Q .さっそくですが、EVE先生の講座でのご担当は?
実技課目、理論科目
Q.プライベートのことで恐縮ですがオフは何をしていますか?趣味、特技、好きなこととかあれば教えてください。
旅行が好きなので長い休みが取れれば旅行に行きますが、最近あまり行けていません。(悲)
Q. トップ写真に選んだ「わたしの1枚」についてお聞かせください。
ロンドンで住んでいたアパートの中庭に大きな樫の木?がありました。
リスがいつも追っかけっこをしていて・・・。
バルコニーからよく見てたな・・・。
Q.そんなEVE先生の「これまで」について自伝的に熱く語ってください!
決してマイナス思考ではありませんが、夢や目標や強い願望のない人間です。
あ、幼少期はありました。バレリーナになりたかった・・・。
ですが、夢かなわず、
その後はその時その時、図らずもやることになったものを必死にやった結果ここにいます。
対象が何であれ、それを掘っていくことによって見えてくるものが面白く、自分が成長している間は楽しいです。
そういう意味ではまだほんの入り口にいる日本語教育の分野においては伸びしろがあるのかな?
知る喜び、成長する喜びを日々感じています。
そんなこんなで、私がこの職業を知ったのは40歳を過ぎてからで、
日本語教育能力試験合格後、半年ほど日本語学校に勤務しましたが、
勉強不足を感じ、ロンドン大学のSOASに留学しました。
第二言語習得理論の中の「Japanese learning & teaching」というコースです。理論と実践の両方が学べるので、受講生の皆様にもお勧めです。
Q.日本語教育で興味のある分野とか専門とかってありますか?その魅力や面白さも教えてください。(講師のみ)
機会があれば、活動を中心とした入門の教科書を作りたいと思っています。
以前に勤務していた学校で、サマーコース用の教科書・・・というほどでもないが、
ま、サマーの学生用の教科書のようなものを作りました。
入社以来、社長に8年間「教科書作れ、教科書作れ」と言われていて、
じゃ、サマーコース用ぐらいなら・・・と、
9年目にして重い腰を上げ、その学校のイタリア語コースの教科書をパクッて作り始めたんですが、
完成間近というところで社長がお亡くなりになってしまいました。
いまや「お蔵入り」になっているのではないかと思いますが・・・。
でも、人生「捨てる神あれば、拾う神あり」で、
目下、知り合いがオープンする日本語学校の短期留学生のための教科書を作る話が進んでいます。
前任校で培った「実社会での行動」を中心とした授業のための「楽しいプログラム」が作れればよいなとワクワクしています。
行動しながら学ぶ授業って、本当に学習者がキラキラしていて楽しいんです。
そんな授業が実現できるような教科書を作りたいです。
Q.養成講座で印象に残っているエピソードとか、講座担当者として大事にしていることとか、教えてください。
模擬授業で成長が感じられず、何度も同じところでつまずき暗いトンネルから抜け出せない受講生さんが、ある日、躍進されることがあります。
それまでの試行錯誤がどこかで繋がって開眼するんでしょうね。
そんな瞬間が垣間見られたとき、そして受講生さんと喜びを分かち合えたとき、幸せを感じます。
Q.最後にこれから日本語教育を学んでいる方々、学ぼうとしている方々にメッセージをお願いします!
お伝えしたいことは唯々「この仕事は楽しくてしょうがない!」ということです。
卒業したら、楽しくてしょうがない日々が待っています。
がんばって!!
お話、ありがとうございました!
カテゴリー: 講師・職員の横顔 | 2020.02.14