Q.さっそくですが、若林佐恵里先生の講座でのご担当は?
土日を中心に実技を担当しています。
Q.プライベートのことで恐縮ですがオフは何をしていますか?趣味、特技、好きなこととかあれば教えてください。
旅行が好きです。
長い休みをつくり、国内の様々な場所を旅行しています。
また、暇があれば、読書をしています。特に文学作品を読むのが好きです。
月に2回読書好きな人と集まって読書会を開催しています。
他には歌舞伎や落語などの古典芸能が好きで、時々観に行っています。
Q. トップ写真に選んだ「わたしの1枚」についてお聞かせください。
北海道の十勝にあるツリーハウスです。
実はこのツリーハウスには泊まれるのです。
ネットで見つけてどうしても子どもを連れてここに行きたいと思ったのですが、実は予約は2年待ち。
しかし、2年待ってこのツリーハウスで過ごした3日間は最高の思い出になりました。
これをきっかけに北海道の大自然が好きになりました。
つい先日も行ってきたばかりです。
Q.そんな若林佐恵里先生の「これまで」について自伝的に熱く語ってください!
今から30年ほど前の高校生の頃、「ドク」というドラマを通じて「日本語教師」という職業があることを知りました。
とても興味があったのですが、当時は現在よりもさらに「日本語教師」の知名度は低く、まわりの反対もありました。
大学ではスペイン語を学び1年間メキシコに留学しました。
卒業と同時に食品メーカーに就職し、大阪のデパートの地下で働いていました。
その仕事は正直にいって、当時の私には、とてもつまらなく思って、就職して2年経ったとき、会社をやめて養成講座に通い日本語教師になりました。
日本語教師デビューは中国でした。
中国の高校でたった一人の日本人として働きました。
田舎だったので他に日本人もおらず、このとき、海外で働くつらさ、大変さを知りました。
任期途中で帰国し一旦日本語教育から離れました。
しかし、やっぱりこの仕事がしたくなり、京都の日本語学校で非常勤として働き始めました。
この学校では留学生だけでなく看護師、介護士、宣教師、外交官、エンジニア、スポーツ選手など様々な背景を持つ人と学ぶことができました。
教えた学習者の国籍の数はいまや50カ国に届きそうです。
その後、さらにステップアップしたいと思い養成講座でも教えることになりました。
今後も成長し続ける人間でありたいと思っています。
Q.日本語教育で興味のある分野とか専門とかってありますか?その魅力や面白さも教えてください。
学習者が自分を語ること、「自己表現」「ナラティブ」に興味があります。
日本語の授業では、学習者に教師が言わせたいことを言わせる練習になってしまうことがあります。
練習のための練習というか。
そうなってしまうと、やはり授業はつまらなくなってしまいます。
これまで、学習者、その人の中からの言葉を引き出すような授業をしたいと思ってきました。
そして、実際に学習者の言葉に心を動かされることがたくさんありました。
学習者が「これを言いたい」「このことを伝えたい」と思い、教師やクラスメートがそれをほんの少しだけサポートするときに、いちばん学びが得られているように感じます。
また、授業では教師自身も自己開示をしていくことの必要性を感じています。
学習者、クラスメート、教師がお互いに自分を語り、受け入れ合えるような場づくりに興味があります。
Q.養成講座で印象に残っているエピソードとか、講座担当者として大事にしていることとか、教えてください。
講座担当者として大事にしていることは、「日本語の授業に、唯一絶対の正解はない」ということです。
例えば、講座のとき受講生の方が「学習者が理解できないときはどうしますか」と質問されたとしましょう。
でも、その答えは学習者の数だけあるし、「このような場合ならわたしならこうする」と答えます。
ひとつの正解を追い求めるのではなく、学習者をよく観察して、リソースを選び、最善の方法を探っていく。
その方法を皆さんに学んでいただけるように心がけています。
Q.最後に、日本語教育を学んでいる方々、これから学ぼうとしている方々にメッセージをお願いします!
今まで無意識に使ってきた「日本語」その日本語をもう一度、違った角度で見つめてみると「新たな発見」がいくつもあります。
その発見をクラスメートと共有できることはとても素晴らしいことだと思います。
わたしもみなさんとともに学ぶことで「新たな発見」がありました。
ぜひ一緒に学びましょう。
お会いできるのを楽しみにしております!
お話、ありがとうございました!
カテゴリー: はんなり京都校ニュース 講師・職員の横顔 | 2022.07.15