こんにちは、教務の中村です。
先日愛用しているニュースアプリを見ていると、テレビ番組に関するある記事に目が留まりました。
何でもワイドショーの中でPCソフトの「Excel」が話題に挙がったところ、その場にいた出演者3名が知らず、スタジオが騒然としたとのこと。「ホテルの名前じゃないの?」と言う出演者も。
「え?みんな使ってるじゃん!」「常識でしょ!」
Excelハードユーザーの私も、ご多分に漏れずそう思ってしまいました。
さて話は変わり、先日インフルエンザにかかり数年ぶりに病院へ行きました。
朦朧としながら病院から帰り、もらった薬袋を見返すと「とんぷく」の文字が。
「TOMPUKU」?、「トンプク」?
軽妙なイイ感じの語感、たばこの「イップク」のようにリラックスできるような感じ?
辞書で調べると
「頓服薬=症状が出たら用いる薬」
・・・・・・薬なんて普段飲まないから知らないのはしょうがない!と自分に言い訳。(ちなみに文化庁の調べによると、「頓服」の理解率は46.9%だそうです)
環境が変われば、必要とされる「ことば」も変わる。
自分の「当たり前」を盲信してはいけませんね。
講義中での自分に対する自戒の念も込めて(-_-;)
中村
参考:文化庁「病院の言葉」を分かりやすくする提案