こんにちは。教務の中村です。
4月は出会いと別れの季節。
本講座も新年度を迎え、新規入校者のみなさまと出会い、その一方、5名の修了者を送り出しました。
日本語教師という仕事をしていると人の出入りに慣れてしまうもので、卒業生との別れに純粋な寂しさを覚えにくくなるものです。(恒例行事のように卒業式で毎年号泣する先生もいます!)
しかし、勤務校で行われたある卒業式。
1人の先生がクラスの学生に向けたことばを聞いたときは心動かされました。
前のことなので詳しくは忘れてしまいましたが、「クラスでの日常」を振り返り、涙ぐんでお話しされていたと記憶しています。
毎日の授業、校外学習でのできごと、進路先が決まった時の喜び…
当たり前の日々、それが今日で終わりということが学生ではなく、ベテランの先生の口から聞かれたことにハッとさせられました。
思えば本講座開講からの一年間、これまで以上に気づきに溢れる日々でした。
今後も惰性に逆らいながら、日々何かを感じ取る姿勢を忘れないようにしたいですね。
今年度もよろしくお願いします。