本講座提供の「会話パートナー」プログラムを紹介するシリーズ。
前回は「会話パートナー」が行われた実際の日本語の会話授業の様子をご紹介しました。
今回は「会話パートナー」に参加された本講座の受講生さんや修了生さんの声を「体験記」風でお届けします。
😆Tさん
日本語教師を目指す過程で実際の生徒さん方と接し、授業の雰囲気を知るには良い機会と考え、当日は会社を休んで会話パートナーに参加しました。行ってみると集まったのは私と同世代の「オジサン」ばかり3人。生徒さんのお父さんより年上の我々を見て引かれてしまうのではないかと内心不安がありました。
しかし、実際に授業が始まるとそんな不安は直ぐに消えました。生徒さんの明るく積極的にコミュニケーションをしようとする姿勢に触発されてとても話が弾みました。ロールプレイでは少し意地悪な台詞を言っても生徒さんから的を得た返答があり、楽しく課題を進めることができました。
生徒さん方は 「日本人のオジサン」から いつもの授業と違った刺激を受けた為か、意外と普段より流暢に会話ができた様です。今回は世代と国籍を超えたコミュニケーションをお互いに楽しむ貴重な機会を頂き、心より感謝申し上げます。
😏Mさん
会話サロンに参加しようと思いましたのは、実際の学習者と話をしてみたいということに他なりません。
参加してみてびっくりしましたのは、教室の雰囲気です。
非常にあかるく、笑いが絶えないクラスでした。
もっと、静かな雰囲気で、中には居眠りをしもいる者もいるのではないかと思いきや、実に活気みちあふれる雰囲気に圧倒されました。
ひとりひとりが、本当にいろんな意味で授業にうちとけ、授業を楽しんでました。
それと、中級ということもあるのか、レベルのたかさにおどろきました。
わたしのグループはみな中国人でしたが、むずかしいロールプレイングをいとも簡単にこなしてました。
レベルの高さにおどろきましたし、私がすこし難しい言葉を言うと、すぐに反応し、スマホで検索してました。向上心も旺盛であることも実感しました。
とにかく、わたしからみて申し分のない授業だと思いましたし、みなさんの日本語の上達もさぞ目にみはるものがあるのではないかと想像しました。
ただ、正確な文法はまだまだだなあとおもいました。
とくに、助詞の使い方について目につきました。
同時に教えることの大変さも痛感した会話サロンでした。
😳Tさん
教育実習を終えて、更に実際の生徒のレベル感を知りたくて参加させて貰いました。
兎に角とても楽しかったです。以下、感じた事、良かった事としては…
教育実習と違い、生のレベルの留学生と触れ合えた事。
日本に来て、1年半でこんなに話せるんだと言う驚き。
クラスの中でもスキルの差はやはりあるという事。
先生の授業の進め方、誤った用法の修正の仕方、
生徒への対応の仕方等、とても勉強になった。
「みんな自分の言葉で話したいんだ。」と言う気付き。
その話したい気持ちをうまく引き出して、話しやすい状況を
作るのが教師の役割だと改めて感じました。(遅い!!)
😊Aさん
養成講座の理論が終わったばかりで、まだまだ「教える」自信もなく、何か勉強になればと思い参加しました。
緊張しながら参加してみると、教室は明るい雰囲気で、授業にも関わらず和気あいあいと生徒も楽しんでいるようでこちらも
リラックスして留学生との会話を楽しむことが出来ました。
参加させていただいたのが中級クラスだったので日常会話には問題もなく、語彙を増やしながら少しハードルの高い会話を
ロールプレイの中で学んでいく、生徒が日常生活を送る中で、とても効果的で有意義なカリキュラムだと感じました。
初級者向け実技の講義が始まったばかりで、教案作りに日々悩む毎日ですが、スポーツで言えば基礎練習や体力作りにあたる
初級を乗り越えれば先生も生徒もどんどん楽しくなることがわかりました。学生にも、始めたからには挫折せず、受験や就職の先にある、日本の生活を楽しむことを目標にしてもらいたいと思います。
(以上、全て原文ママ)
学習者の言語能力、授業づくり、学校の雰囲気、世代間コミュニケーション(?)・・・・・・
参加を通じて、みなさん様々な気づきが得られたようです。
何よりも全員から「楽しかった!」という声をいただけたのは嬉しいですね。
そうです、日本語の授業は元来楽しいものなんです!
みなさんも楽しい授業を「受ける側」ではなく「行う側」になってみませんか?
カテゴリー: 会話パートナー 養成講座提供のイベント・インターンシップ等 | 2019.01.20