本講座提供の「会話パートナー」プログラムを紹介するシリーズ。
前回第3回では「会話パートナー」に参加した本講座の受講者さんの声をご報告しました。
今回同じく授業に参加された日本語学校の学生さんはどのような感想を持ったか見てみましょう。
【良かった点】
・先生以外の日本人と話すのは緊張感があっていい。
・今まで勉強した文法などを試すいい機会になった。
・先生が日本人の方と話している敬語が新鮮だった。(あまり聞くことがないため。)
・日本人がどんな感じで話すのか興味深かった。
・週2ぐらいで来てほしい。みなさん優しかった。
・いつも学生同士練習しているから、日本人と話せてすごく楽しかった。
・通じるように話そうと思って話していたら先生に「いつもより上手!」と言われてびっくりした。
・日本人の方によって話し方が全然違う。
・話し方がはっきりしているとか、聞きやすい聞きにくい日本語があるとわかった。
・変な質問にも丁寧に答えてくれた。
・活気があって楽しい時間だった。
・いつもより盛り上がったし、発表するのも、聞くのも楽しかった。
【要望】
・話した日本語が変だったら、遠慮せず直してほしい。
・あいまいな訂正がいつもの先生より分かりにくい時があった。
・難しい言葉があった。
・時間が短くてあっという間だった。もっと長い時間話したかった。
・同年代の人が来てくれたらもっと違う話題で盛り上がれるかも。
・会話の中での演技とはわかっているが、女性ですのであまり体に触れないでほしかった。
【良かった点】を見てみると、留学生のみなさんにとっても生の日本人と話す機会が貴重だとことがわかりますね。
日本に住んでいても、日本語学校以外で日本語を話す機会は少ないものです。
日本人とのやりとりからは自身の使う「ことば」についての気づきを得る学生さんも多かった様子。
「会話パートナー」での交流では、留学生のみなさんにとっても得るものは大きいようです。
要望には日本語の先生との違いについてのほか、「異性の体に触れないでほしい」「同世代の人なら違う話題で盛り上がれるかも」などちょっとドキッとするコメントも。
言語や教授法の知識・技能だけでなく、学習者との距離の取り方、学習者と共通の話題をもつことなども、日本語教師になる上では大事なことと言えるかもしれません。
いずれにせよ、両者にとって様々な気づきをもたらす交流になったようです。
今後も定期的に募集しますので、その時はぜひご参加ください!
カテゴリー: 会話パートナー 養成講座提供のイベント・インターンシップ等 | 2019.01.20