こんにちは。京進ランゲージアカデミー日本語教師養成講座 【新宿校】キャリアカウンセラーの薗部です。
受講生の皆さんは、日々の課題に追われ、教案づくりなどに頭を悩ませているのではないでしょうか。
KLA日本語教師養成講座では、受講生のための進路情報についても積極的に提供していきたいと考えています。まずは就職希望が多いと思われる日本語学校についての豆知識をご紹介します。
『日本語学校について』
法務省より告示を受けた日本語教育機関のみが、「留学」の在留資格で海外からの留学生を呼ぶことができる日本語学校です。
日本語学校は通常4期制(4月、7月、10月、1月入学)か2期制(4月、10月入学)を取っています。学生の在籍期間は最長2年間で、多くが毎年3月に進学や就職などで卒業していきます。
※一般的な日本語学校のコース(4期制の場合)
■入学時期 在籍期間
4月生 1年または2年
7月生 1年9ヶ月
10月生 1年6ヶ月
1月生 1年3ヶ月
日本語教師もこのサイクルに合わせて募集されます。通常4月、7月、10月、1月に新しく学生を迎え、クラスが編成されます。徐々に学生が増えていき、年間を通して学生数が最大となるのは10月または1月ですが、特に10月に最も多くの日本語教師が必要とされます。10月期開始の1~2ヶ月前は各学校の教師募集が活発に行われています。
逆に卒業時期の3月に一気に学生が減るため、4月は比較的、教師が充足されている時期といえるでしょう。日本語学校への就職を考えるのであれば、クラス編成のタイミングを踏まえ、学校見学に参加するなど早めの就職活動が必要となります。
留学生を対象とする日本語学校以外にも、ビジネスマンを対象とした日本語レッスン、技能実習生への日本語講習、企業派遣講師やオンラインでの日本語指導などをメインに行っている日本語教育機関があります。これらの学校の教師募集は上記の日本語学校のサイクルとは異なりますので、随時インターネットなどで求人をチェックすると良いでしょう。
就職情報についてもっと詳しく知りたい方は、キャリアカウンセラーの薗部までお気軽にお問合わせください。また、こんなことが知りたい、こんな情報を取り上げてほしいというご意見・ご要望等があればどしどしお寄せください。
タグ
カテゴリー: 就職情報 | 2019.02.01