T・Mさん(20代女性)
420時間総合コース修了
J-Leap(国際交流基金)にて2年間、アメリカの小中高にて
アシスタントティーチャーとして日本語を教えます。
幼いころから外国語が好きで、さまざまな外国人と接しているなかで日本語を教えたり、外国語と日本語を比較する機会が増えた。そのため日本語に興味を持ち、在学中に日本語パートナーズを経験したが、日本語教育の専門知識や教壇経験がなく、自分の知識不足を悔いることがあった。きちんとした教育を受けたうえで、母国語である日本語を外国へ発信したいと思い受講した。
土日のうち週1日で約1年3か月(振替で平日を数回受講)
本業である仕事の都合で、授業が受けられない場合に修了が延びてしまうのが不安であった。ビデオ授業や課題での認定が可能であったため、その点は問題がなかった。事務局の方も受講スケジュールなどについて丁寧に相談に乗ってくれたため、助かった。
今後の進路先であるJ-Leapの面接の際に、模擬授業があった。実習をほとんど終えた状態だったので、教壇に立つことに慣れていたためリラックスできた。実習の回数が多く、ほぼ毎週模擬授業をしていたことがとても役に立ったと実感した瞬間であった。また、「教師の発話を少なく、生徒の会話を促す」という意識が身についていたので、それも模擬面接においてよいアピールポイントとなったと思う。指導をしてくださった教師陣もさまざまな経歴を持つ方ばかりで、とても勉強になった。
J-Leapというプログラムで2019年7月末より2年間、アメリカの小中高にてアシスタントティーチャーとして日本語を教える。帰国後の進路は、日本語教師または日本語教育に関わる仕事がしたいと考える。これからの日本は外国人の数がだんだんと増えると考えるので、お互いうまく生活していくための社会づくりへ貢献したい。企業での外国人労働者への教育、介護施設における日本語指導など、さまざまな分野で日本語の力の需要が高まると思う。この先生にずっと日本語を教わりたいと思ってもらえるような親切でフレンドリーな教師を目指したい。
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